薬を飲んでいる人の海外旅行保険の選び方

海外旅行に行く際に、加入しておきたい海外旅行保険。万が一のためのお守りとして、とても大切ですよね。

しかし、海外旅行保険の加入に不安な方はいらっしゃいませんか？
例えば、日常生活は問題なく過ごせるけど、持病があって薬が手放せない、など…。

特に、最近海外旅行へ積極的に出掛けるシニア世代の方々の中には、日常的にお薬を飲んでいる方が多いと思います。日常的にお薬を飲んでいる場合、海外旅行保険に加入できるか詳しく見ていきましょう。

加入方法は主に2つ！

海外旅行保険への加入方法は、主に「インターネットで加入する方法」と「保険代理店で直接加入する方法」の2つがあります。お薬を飲んでいる方はどのように加入すればよいのか、詳しく説明します。

方法その1　インターネットでの保険に加入

スマートフォンやPCで保険に加入する方法です。
24時間いつでもどこでも加入できる手軽さと、営業マンを介さないで直接保険会社から加入できるため割安な料金が人気です。

ただ、病気でお薬を飲んでいる場合、加入できないのが一般的です。(ただ、サプリメントや市販薬は問題ありません。)
しかし、AIU保険会社の海外旅行保険であれば、持病でお薬を飲んでいても海外旅行保険に加入でき、持病に関する治療も補償されます（ただし旅行期間が31日まで）。
■AIU保険の海外旅行保険
http://www.aiu.co.jp/travel/

私も通院中の旅行の時にはAIUで加入するようにしています。自宅からインターネットで保険加入できて、代理店に出向く手間も省けるので、とても便利ですね。
ちなみに料金の支払いはクレジットカード払いのほか、コンビニ払いやATM払い（ペイジー払い）にも対応しています。

方法その2　代理店の店頭で保険に加入

海外旅行保険を取り扱っている保険代理店の窓口で、海外旅行保険に加入する方法です。

この場合、持病で薬を飲んでいることをしっかり告知する必要があります(ただし、健康増進のためのサプリメントや市販薬は告知対象外となることがほとんどです)。

告知した内容を元に、保険に加入できるかどうか保険会社が個別に審査をしてくれます。
審査には数日かかることもあり、結果によっては、加入不可になる場合もあるので、旅行出発前に余裕を持って申し込む必要があります。

持病に関することは補償対象外となることが多いのですが、東京海上日動の海外旅行保険であれば、旅行期間が31日までの場合に限り、持病で薬を飲んでいても無条件で加入でき、持病に関することも補償してくれます。
■東京海上日動火災の海外旅行保険
http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/travel/kaigai/

その他の方法

上記の方法以外に、空港で加入する方法やクレジットカード付帯の海外旅行保険を利用する方法がありますが、個人的にはどちらもあまりお勧めできません。

空港で販売されている海外旅行保険は実は割高なプランで設計されているので価格が高いのです（あまり知られていませんが）。また、もしも病気でお薬を飲んでいることが理由で加入不可となったら、無保険で渡航しなければいけません。

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、医療費の保障額が低いので、万が一の場合に保険金だけでは不足することも十分考えられます。出来ればクレジットカード付帯の海外旅行保険があっても別途海外旅行保険に加入し、補償を厚くすることをお勧めします。

この記事のまとめ

病気でお薬を飲んでいても、海外旅行保険へ加入する方法はあります。無保険で海外に行くことのないように気を付けましょう。海外の医療費は本当にべらぼうに高いです・・・（日本人向けの格好のビジネスとしているところもあるくらいですから）。
海外旅行に行く際は、
「お薬を多めに持っていく」
「飲み忘れに注意する」
「海外旅行保険には加入しておく」
の3点に気をつけて楽しんでください。