永遠の都ローマを感じられるフォロ・ロマーノ
永遠の都ローマに行ってきました。
ローマに行くことはずっと前からの憧れでしたが、やっと念願かなって行くことができました。
ローマは1日でまわれないくらい観光名所があります。
今回は時間も限られていたので、コロッセオの横にある二千年前の遺跡、フォロ・ロマーノに行くことにしました。
フォロ・ロマーノだけでも結構大きくて回るのに1時間くらいはかかります。
フォロ・ロマーノはローマ時代の政治経済の中心地だったそうです。
中に入るとたくさんの神殿や政治に使われた施設の遺跡が残っていました。
その中でも一番きれいだったのが、ウェスタ神殿とウェスタの巫女の家です。
ウェスタはローマを守る女神だったそうで、たくさんの巫女がその神殿に仕えていたそうです。
巫女たちが生活した家には大きな庭があって、真ん中の池の周りにはバラが咲いていました。
女性たちだけが生活する秘密の花園のようで、ほかの遺跡に比べてとても優しい雰囲気が漂っていました。
そのほかにもサトゥルヌスの神殿やカストルとポルックスの神殿など、映画「テルマエ・ロマエ」にでてきそうな遺跡がたくさん残っています。
ほとんどが屋外ですが、ロムルスの神殿というところだけは屋内を見ることができて面白かったです。
フォロ・ロマーノの中には凱旋門のような門も建っています。
ローマっ子達によるとこれが本物の凱旋門で、パリにあるのはこのコピーにしか過ぎないとか。
さすが二千年の歴史を誇る街に住んでいると気概が違うなぁと思いました。
ローマの街を歩いてみると階段を使ってのアップダウンが結構あります。
実際にローマに住んでいる人に聞いたのですが、ローマの街は何層にもなっているそうです。
フォロ・ロマーノのような遺跡のある部分は一番低い部分に、そしてその後に建てられた部分は少し上の方に位置しているそうです。
このフォロ・ローマのの入り口もチケットを買ってから少し坂を下って入ります。
古代の遺跡を守るのも努力がいるのだなぁと感じました。