ドイツの医療費事情と海外旅行保険
ドイツの医療費事情
ドイツの医療技術は非常に進んでいます。万が一の場合、安心して医療を受けられるでしょう。ただ 、医療従事者とのコミュニケーションに困ることがあるかもしれません。ドイツの医師には、英語が堪能な方が居ますが、その他のスタッフはドイツ語しか通じないことが多く、通訳が必要なことが多いです。
健康保険に未加入の外国人旅行者は医療費は全額負担で、医療費自体もかなり高額になります。
ドイツと日本の医療費比較
ドイツの医療費 | 日本の医療費目安 | |
初診料 | 無料 | 2,820円 |
救急車搬送費用 | 約67,000円 | 無料 |
盲腸治療費 | 約637,000円 | 約400,000円 (10割負担の場合) |
※金額は、あくまで目安です。実際の金額とは異なる場合があります。
ドイツ旅行中の高額な医療費の事例
肺炎にかかり入院。退院後、当初の予定を切り上げ帰国。
現地での治療費:約1,060,000円(帰国費用含む)
交通事故に遭い、16日間の入院・治療。
現地での治療費:約530,000円
突然意識不明となり入院。けいれん発作と診断。予定を早め帰国する。
現地での治療費:約4,200,000円(帰国費用含む)
ドイツ旅行における海外旅行保険の必要性
ドイツは、医療技術・医療施設は世界でも非常にレベルが高いです。万が一の場合、安心して治療を受けられます。ただ、医療技術が進んでいると、その分医療費も高額になります。また、救急車搬送費用 も比較的高額です。
ドイツ旅行の際は海外旅行保険への加入を考えましょう。海外旅行保険に加入すると、万が一の補償はもちろん、通訳サービス等を受けられることもあります。通訳サービスがあれば、病院にかかる際に自分の症状を伝えるのに安心ですよね。
クレジットカード付帯の海外旅行保険のみで、ドイツに行こうと思っている方は、必ず補償内容を確認してください。補償内容は十分でしょうか?
もしも重大なケガや病気になった時、医療費の他に、家族が現地に駆けつける費用や医療搬送の費用もかかることがあります。
クレジットカード付帯の海外旅行保険があっても、海外旅行保険に加入しておいて、十分な補償で万が一に備えることをお勧めします。